![]() Prophylactic or therapeutic agent for bloat
专利摘要:
公开号:WO1983002227A1 申请号:PCT/JP1982/000476 申请日:1982-12-23 公开日:1983-07-07 发明作者:Inc. Mitsui Toatsu Chemicals;Ryoji Kawashima;Tomoya Usagawa;Takayoshi Masuda;Yoshimoto Watanabe 申请人:Mitsui Toatsu Chemicals; IPC主号:C07H13-00
专利说明:
[0001] 明 細 [0002] 発明の名称 [0003] 鼓脹症用予防剤、 又は治療剤 [0004] g_術分野 [0005] 本発明は鼓脹症の予防剤、 又は治療剤に関する。 更に 詳 し く は、 糖脂肪酸エ ス テ ル又は Z及び脂肪酸塩類を含 有 して成る鼓脹症の予防剤、 又は治療剤に関する も ので [0006] ¾)る。 [0007] 背景技術 [0008] 鼓脹症は、 牛や羊の如 き反芻動物の第 1 胃及び第 2 胃 が、 内部に蓄積 した発酵ガス に よ って過度に膨脹する疾 病である。 鼓脹症にかかった反芻動物は、 食欲不振に陥 、 增体量ゃ泌乳量の低下を来 し、 又、 甚だ しい時は呼 吸困難と なって窒息死する こ とがある為、 肉牛、 乳牛、 羊等の飼養上、 最 も 恐ろ しい病気の一つで ある。 [0009] 鼓脹症の原因については従来か ら種々 の説が唱え られ ているが、 現在では豆科牧草の多給ゃ饞厚飼料の多給等 が定説と るっている。 即ち、 豆科牧草を多給 した場合に は豆科牧草中に含ま れているサォ?二 ンゃ植物蛋白等の起 泡性物質の作用に よ って第 1 胃内容物が泡沫化 し易 く [0010] Ϊ) . 又、 粗飼料不足 · 擾厚飼料多給の場合には第 1 胃内 における異常発酵、 内容液の粘稠性の増大等を起 し易 く る為、 いずれの場合 も噯気に-よ る ガ.ス の排出が妨害さ れ、 第 1 胃及び第 2 胃が過度の拡張を起す と考えられて [0011] OMPI いる。 [0012] 従来、 鼓脹症を予防、 又は治療する方法と しては、 (1 ) 牧草地に大量の油脂を散布する方法、 (2)擾厚飼料に対す る粗飼料の併用量を適正に保つ方法、 (3)飲水や ミ ネ ラ ル ブロ ッ ク 中にシ リ コ ー ン 、 リ フ ° 口 ヒ° レ ン グ リ コ 一ル [0013] ( 別名 リ オ キ シ フ。 ロ ヒ ° レ ン グ' リ コ ー ソレ ) 、 リ オ キ シ フ。 口 ピ レ ン リ 才 キ シ エ チ レ ン ブ ロ ッ ク コ リ マ ー等の 消泡剤を常時添加す'る方法、 (4)胃 カ テ ー テ ル や套管針を 用いてガスを排出する治療方法、 (5)多量の シ リ コ ー ン ホ? リ プ ロ ピ レ ン グ リ コ ー ソレ 、 ホ リ 才 キ シ ブ 口 ヒ。 レ ンポ リ 才 キ シ エ チ レ ン ブ ロ ッ ク コ ^ リ マ ー、 鉱物油、 植物油等, の消泡剤を投与する治療方法等が知られているが 、 夫 々 次の様 欠点を有 している。 即ち、 (1 )は広大な牧萆地に 油脂を散布する必要がある為、 手間がかかる上 、 経済的 ではな く 、 又、 (2)は我国の様な擾厚飼料多給に よ る 肉牛 の早期肥育方式等と矛盾する一面を有する と に、 完璧 ¾効果を期待する のは困難であ ] '、 又、 (4)は専門家を必 要と し、 しカゝ も鼓脹症の原因が除去され い限 ) 再発を 繰 ] 返す可能性が高い。 一方、 (5)や(5)は比較的良好な効 杲を発揮する こ とがで き るが、 現在知られている大部分 の消泡剤は長期 ¾続投与や一時の多量投与に よつて消化 障害を引 き起すの で問題がある。 従って、 消泡効果その 他の点で よ ]3 優れた性能 と高い-安全性と を兼ね 1 えた薬 剤の出現が待ち望ま れているのが現状である。 [0014] OMPI 発明の開 [0015] 本発明者 ら はかかる現状に鑑み、 鋭意検討を重ねた結 果、 糖脂肪酸エ ス テ ル又はノ及び脂肪酸塩類を含有 して 成る組成物が優れた消泡効果, 第 1 胃液の粘度低下、 上昇効果等の諸特性を有 し、 しか も 高安全性で ある為、 莰脹症の予防剤、 治療剤 と して好適で ある こ と を見出 し 本発明を完成させる に至った も ので ある。 [0016] 次に本発明を詳細に説明する。 [0017] 本発明の鼓脹症予防剤、 又は治療剤が対象 とする動物 は肉用牛、 乳用牛、 子牛、 羊、 山羊等の反芻動物である 又、 本発明に使用される糖脂肪酸エス テル と は、 ァ ラ ビ ノ ー ス 、 キ シ ロ ー ス 、 リ ポ'一ス 、 リ キ ソ ー ス 、 リ ブ 口 ー ス 、 キ シ フレ ロ ー ス 、 グノレ コ ー ス ( ブ ド ウ糖 ) 、 ガラ ク ト ー ス 、 タ ロ ー ス 、 マ ン ノ ー ス 、 フ レ ク ト ー ス ( 果糖 ) , ソ ソレ ポ、 ー ス . タ カ、、 ト 一 ス 、 フ。 シ コ 一 ス 、 マ ンレ ト 一 ス ( 麦 芽糖 ) 、 イ ソ-マ ル ト ー ス 、 セ ロ ビ 才 一 ス 、 ゲ ン チ 才 ビ才 — ス 、 ト レ ノヽ ロ ー ス 、 ラ ク ト — ス ( 乳糖 ) 、 シ ュ ク ロ 一 ス ( シ ョ 糖 ) > マ ル ト ト リ オ 一 ス 、 ゲ ン チ ア ノ 一 ス 、 ラ フ ィ ノ ー ス 、 ス タ キオー ス等に よ って代表される糖類の 脂肪酸エ ス テ ルを指 し、 1 分子中にエ ス テ ル結合を 1 個 有するモ ノ エ ス テ ル 、 又は 2 個以上の エ ス テ ル結合を有 する ジエ ス テ ル 、 ト リ エ ス テ ル 、 テ ト ラ エ ス テ ル等のォ? リ エ ス テ ル 、 又はこれらのモ ソ-エ ス テ ルや ^ リ エ ス テ ル の混合物のいずれで も 良い。 [0018] Ok'H 上記 した糖脂肪酸エ ス テ ル の う ち、 特にシ ョ糖脂肪酸 エ ス テ ルは工業的に大量に生産されている為、 入手が容 易であ j 、 か つ、 比較的安価であるの で 、 本発明に最も 有利に使用 し得る糖脂肪酸エ ス テ ル の 一つである [0019] 糖脂肪酸エ ス テ ルを構成する脂肪酸成分と しては、 通 ¾ 、 灰系数 ό 〜 2 4 程度の脂肪漦が適当で ¾ る。 脂肪酸 は飽和、 又は不飽和の脂肪酸のいずれで も 良い。 又、 脂 肪酸の炭素鎖は直鎖型に限定されず、 分岐型の も の で も 良 く 、 更に、 水酸基等の置換基を有する脂肪酸で も 差支 え い。 尚、 脂肪酸は必ず しも一塩基酸に限定されず、 二塩基酸等も 用いる こ とが可能である 0 [0020] 尚、 脂肪酸は油脂等の天然物由来の脂肪酸に限定され ず、 ハ° ラ フ ィ ンの液相接触酸化、 a - 才 レ フ ィ ン の カ レ ボ'二ル化 ( ォキ ソ 法 ) や分岐ォ レ フ ィ ン の カ ノレ ポ' キ シ レ ィ匕 (Ko c h 法 ) 等に よって製造される合成脂肪酸も 用いる こ とがで さ る。 [0021] これらの脂肪酸の代表的な も の と してカ フ。 ロ ン酸、 ェ ナ ン ト 酸、 力 プ リ ル酸、 ペ ラ ル ゴ ン酸、 カ フ。 リ ン酸、 ラ ゥ リ ン酸 , 卜 U デ カ ン酸、 2 - メ チル テ ト ラ デ カ ン酸、 5 - メ チソレ テ 卜 ラ デ カ ン酸、 2 , 2 - ジ メ チル テ ト ラ デ カ ン鼓、 ミ リ ス チ ン酸、 パ ノレ ミ チ ン酸、 マ ソレ ガ リ ン酸、 ス テ 了 リ ン酸、 了 ラ キ ン 酸、 ベヘ ン酸 、 リ グノ セ リ ン酸 ォレ イ ン酸、 ェ ラ イ ジ ン酸、 リ-ノ ー ル酸、 リ ノ レ ン酸、 リ シノ ー ル酸、 ァ ラ キ ド ン 酸 、 エ イ コ サペ ン タ エ ン 酸、 [0022] ' C FI エ ル 力 酸、 ァゼ ラ イ ン酸、 セ ノ、 * シ ン酸、 1 , 2 0 - エ イ コ サ メ チ レ ン ジ カ ル ボン酸等を例示する こ とがで き る。 [0023] 尚、 上記 した糖脂肪酸エ ス テ ルは必ず し も単品である 必要はな く 、 糖脂肪酸エ ス テ ルを構成する糖成分や脂肪 酸成分の異な る も の 、 エ ス テ ル結合数の異る る も の等を 二種以上任意の割合で使用する こ とがで き る。 [0024] 一方、 本発明に使用される も う 一つの成分で ある脂肪 酸塩類と しては前記 した各種脂肪酸の リ チ ウ ム塩、 ナ ト リ ウ ム 塩、 カ リ ウ ム 塩等の ア ル カ リ 金属塩、 マ グネ シ ゥ ム 塩 、 カ ル シ ウ ム塩、 バ リ ウ ム塩等の了 ル カ リ 土類金属 塩、 亜鉛塩、 ア ル ミ ニ ウ ム塩、 鉄塩、 マ ン ガ ン塩等の各 種金属塩、. ア ン モ ニ ゥ ム塩、 モ ノ エ タ ノ ー ルァ ミ ン 塩 、 ジ エ タ ノ ー ル ア ミ ン 塩、 ト リ エ タ ノ ー ル 了 ミ ン 塩等の各 種有機ア ミ ン 塩、 リ ジ ン 塩、 オ ル 二 チ ン 塩、 ア ル ギニ ン 塩、 ヒ ス チ ジ ン塩、 才 キ シ リ ジ ン塩等の塩基性ア ミ ノ酸 塩が代表的 ¾例で あ ]) 、 通常、 ア ル カ リ 金属塩、 ア ン モ ニ ゥ ム塩、 塩基性ア ミ ノ酸塩等が最 も 一般的に使用され 0 [0025] 尚、 上記 した脂肪酸塩類は糖脂肪酸エ ス テ ル の場合と 同様、 必ず しも単品で ある必要はな く 、 脂肪酸塩類を構 成する脂肪酸成分や対カ チオ ン成分の異な る二種以上の 脂肪酸塩類の混合物 も単品同様に使用で き る。 [0026] これら の糖脂肪酸エ ス テ ルや-脂肪酸.塩類は公知の方法 に従って容易に製造する こ とが可能で あ ] 、 いずれの方 法に よって製造 した も ので も 本発明に使用する こ とがで き る。 [0027] 尚、 糖脂肪酸エ ス テ ル の製造方法と しては、 (1 )糖と脂 肪酸メ チ ル エ ス テ ル 、 脂肪酸ェ チ ル エ ス テ ル の如き脂肪 酸低級ア ル キ ル エ ス テ ル と を水、 又はフ。口 ヒ。 レ ン ダ リ コ ー ル の如 き高安全性の溶媒の存在下、 脂肪酸ナ ト リ ゥ ム 、 脂肪酸力 リ ゥ ム等の脂肪酸塩類と塩基触媒と を用いてァ ル コ ー リ シス す る方法、 (2)糖 と脂肪酸 メ チル ヱ ス テ ル 、 脂肪酸カ ル ビ ト ー ル エ ス テ ル 、 脂肪酸グ リ セ リ ド類 ( モ ノ 、 ジ及び ト リ グ リ セ リ ド ) 等と を脂肪酸ナ ト リ ウ ム 、 脂肪酸力 リ ゥ ム等の脂肪酸塩類の存在下にア ル コ ー リ シ スする方法、 (3)糖と脂肪酸低級ア ル キ ル エ ス テ ルや油脂 [0028] ( 即ち、 脂肪酸 ト リ グ リ セ リ ド ) と を塩基触媒の存在下 に了ル コ — リ シ ス する方法、 (4)穉と脂肪酸塩化物、 又は 脂肪酸無水物と を反応させる方法等が代表的な方法であ る o . [0029] 特に、 (1 )〜(3)の方法は、 粗反応生成物中に糖脂肪酸ェ ス テル と脂肪酸塩類 ( 通常、 脂肪酸ア ル カ リ 金属塩類 ) とが含有されている為、 安価に製造可能な粗反応生成物 を特に精製する こ と く そのま ま 本発明に使用する こ と が可能な為、 非常に好都合で ある。 [0030] —方、 脂肪酸塩類は脂肪酸、 又は脂肪酸メ チ ル エ ス テ ル 、 脂肪酸ェ チ ル エ ス テ ル 、 脂肪酸グ リ セ リ ド等の脂肪 酸エ ス テ ル類と ア ル カ リ 金属、 ア ル カ リ 土類金属等の酸 化物、 水酸化物、 炭酸塩、 炭酸水素塩、 塩基性ア ミ ノ 酸、 ア ン モ ニ ア 、 有機了 ミ ン等 と を 反応させる 方法その他に よ って容易 に製造する こ と がで き る 。 [0031] 尚 、 脂肪酸塩類は必ず し も 上述の方法等に って前 も つて製造 してお く 必要は る く 、 例えば、 脂肪酸 と 了 ル カ リ 金属の酸化物、 水酸化物、 炭酸塩, 炭酸水素塩や塩基 性ア ミ ノ 酸等'を 夫 々 遊離の形で使用 し 、 本発明の鼓脹症 の予防剤、 又は治療剤中で脂肪酸 類を生成 させる 方法 を採用する こ と も 可能で あ ] , こ の様 ¾ 方法を採用 した 場合 も 本発明 に該当する 。 [0032] 本発明の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤の有効成分 と し ては 、 糖脂肪酸エ ス テ ル の単独使用 、 脂肪酸塩類の単独 使用 , そ して糖脂肪酸エ ス テ ル と 脂肪酸 ¾類の併合使用 が あ るが、 糖脂肪酸エ ス テ ル と 脂肪酸塩類の併合使用の 場合の使用比は , 通常 , 9 7 : 3 乃至 3 : 9 7 重量比、 好ま し く は 9 5 : 5 乃至 5 : 9 5 重量比 、 最 も 好ま し く は 9 0 : 1 0乃至 1 0 : 9 0 ·重量比程度が適当 で あ る。 [0033] 尚 、 本発明 に使用 される糖脂肪酸エ ス テ ルや脂肪酸塩 類は必ず し も 高度に精製さ れた も ので あ る 必要は く 、 前述の粗製の糖胆肪酸エ ス テ ル の如 く 、 糖脂肪酸 エ ス テ ル ゃ脂肪酸 ¾類を製造する 除に一部未仅応の ま ま 残存、 又は残存する 可能性の あ る糖、 脂肪酸低級ア ル キ ル エ ス テ ル 、 胆肪餒 グ リ セ リ ド ( モ ノ ., ジ及.び ト リ グ リ セ リ ド 脂肪酸、 ア ル カ リ 金属炭酸塩、 塩基性ア ミ ノ 酸等や副生 物である ア ル コ ー ル 、 グ リ セ リ ン等の様な高安全性の も のであれば、 含有されていて も 特に支障はない。 [0034] 本発明の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤は粉末状、 粒状 ペレツ ト 秋、 ク ラ ン ブ ル状、 キ ュ ー ブ状、 タ ブ レ ッ ト 状 半湿状、 ぺース ト 状、 水溶液状、 水性懸濁液状等の任意 の形態に調整 して用いる こ とがで き る。 [0035] 尚、 上記の各種形態に調整する際 > 水の他、 小麦粉、 デ ン プ ン 、 デ キ ス ト リ ン等ゃ飼料用原料と して広 く 使用 されている ト ゥ モ ロ コ シ 、 マ イ 口 ( コ ー リ ヤ ン ) 等の榖 類、 米ぬか、 脱脂米ぬか、 ふすま等の精糖類、 大豆油粕 菜種油粕、 綿実油粕、 亜麻仁油粕等の油粕類、 牛脂、 大 豆油、 ノミ — ム油、 コ コ ナツ 油、 魚油等の油脂類等を希^ 剤と して用いて も 良い。 [0036] 本発明の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤を動物に投与す る場合には、 上記の各種形態に調製 した も のを飲水や飼 料と は別個に給与するか、 又は強制的に第 1 胃内に注入 しても 良いが 、 通常、 飲水に添加するか、 又は飼料に添 加、 配合 して給与する方法が最も便利で ある。 尚、 牧草 主体の飼養方式の場合には、 本剤を牧草に噴霧する方法 を採用する こ と も 可能である。 [0037] 本発明の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤の使用量は、 対 象とする動物の種類、 日令、 体重等や予防剤と して用い る場合と治療剤 と して用いる場合の区分、 投与方法、 鼓 脹症の程度、 給与飼料の種類等に よって異な ] 、 一律に [0038] OMPI 規定する こ と はで き るいが、 例えば飲水や飼料に添加し て投与する場合には、 最終的に動物に給与する飲水や飼 料に対 して糖脂肪酸エ ス テ ル又は 及び脂肪酸塩類の合 計量が通常、 0. 0 0 5 ~ 1 0 重量 % 、 好ま し く は 0. 0 1 〜 5 重量 、 最も好ま し く は 0. 0 2 〜 3 重量 程度が適 当である。 糖脂肪酸エ ス テ ル又は Ζ及び脂肪酸塩類の使 用量が、 上記 した範囲の下限値未満の場合には本発明の 効果を充分に発揮 しに く く な ] 、 又, 上限値 よ J も 多量 に用いて も 特別の効果は発揮されず、 寧ろ経済的で く る為、 いずれも 好ま し く ない。 尚、 予防剤 と して使用 する場合には比較的低濃度で も連続投与すれば充分に効 杲を発揮する こ とが可能であ るが, 治療剤 と して使用す る場合には予防剤の場合 よ も 高濃度で用い る方が短期 間で本発明の効果を発揮する こ とがで き る。 [0039] 尚、 本発明の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤は、 通常、 単独で使用されるが、 無論、 既存のシ リ コ ー ン 、 ポ リ プ 口 ヒ。 レ ン グ リ コ 一 ソレ 、 ホ? リ 才 キ シ フ。 口 ヒ。 レ ン ォ? リ 才 キ シ ェチ ン プ ロ ッ ク コ ホ? リ マ 一 、 油脂等の消泡剤やその他の 薬剤 と併用する こ と も で き る。 [0040] 本発明の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤は従来か ら使用 されている薬剤 よ ] も 遙かに優れた消泡効果を有 してい る為、 反芻動物の第 1 胃液の泡沫化を未然に防止 した ] 、 又-、 泡沬化 した第 1 胃液を正常- 状態に戻すこ とが可能 である。 尚、 糖脂肪酸エ ス テ ルや脂肪酸塩類単独で も 良 [0041] ΟΜΡΙ 好 消泡効果を有するが、 両者を併用する こ と に よ って 相乗効果が発揮され、 一層強力な消泡効杲を発揮する こ とが可能 と な る。 尚、 糖脂肪酸エ ス テ ル と脂肪酸塩類の 他に油脂 ( 即ち、 脂肪酸 ト リ グ リ セ リ ド > や脂肪酸モ ノ グ リ セ リ ド、 脂肪酸ジ グ リ セ リ ドの如 き脂肪酸グ リ セ リ ド類、 フ。 口 ヒ。 レ ン ダ リ コ ー ル脂肪酸エ ス テ ル類等を併用 する こ と に よ ] 、 消泡効果を一層高める こ と も 可能であ る o [0042] 又、 本発明の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤は第 1 胃液 中か らの発酵ガス の排出の難易度の 目安と る Stable Inges t a Vo l ume Increase 値を低下させる作用 ( 該値の 低下はガス の排出が容易にな る こ と を示す ) や第 1 胃液 の粘度を低下させる作用を有する為、 第 1 胃内で発生す る ガスが口か ら速やかに体外に排出されるのを容易にす る効果を発撢する。 [0043] 更に、 本発明の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤は第 1 胃 液の を適'度に上昇させる作用を有 している。 一般に、 健康状態にある反芻動物の第 1 胃液の pHは ό. 5 〜 7. 5程 度であるが、 饞厚飼料多給の場合や第 1 胃内での異常発 酵等に よって鼓脹症が誘起された場合には が低下する 傾向を示すこ とが多 く ( 鼓脹症に も 種 々 の型がある為 > ΡΗが健康状態の場合と略同等の場合も ある ) 、 ΡΗが 4 ~ [0044] 5 程度迄低下する こ と も 稀では- い。 第 1 胃液の pHの極 端 低下は第 1 胃 内に棲息 しているバクテ リ アゃプ ロ ト [0045] ΟΜΡΙ ゾ了の如 き 微生物を死滅させる危険性を も 高め る為、 大 き る問題である。 [0046] 本発明の薬剤の有する第 1 胃液の適度る pH上昇作用は 第 1 胃内の微生物に適する環境を維持、 又は回復 し、 前 述の消泡作用等 と 相俟って鼓脹症を予防、 又は治療する 効果を発撺する。 [0047] しか も 、 本発明の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤は、 極 めて安全性が高 く 、 かつ、 生体内で代謝され易い為、 動 物に長期間連続投与 した ] 、 又、 一時に多量投与 しても 安全性の点で全 く 問題がない。 [0048] 以上に詳述 した如 く 、 本発明の薬剤は強力 消泡効果 反芻動物の第 1 胃液の粘度低下、 ρΗの適度な上昇効果等 の優れた諸特性と高い安全性と を兼備 している為、 鼓脹 症の予防剤、 又は治療剤 と しての利用価値が高い。 [0049] 以下に実施例、 比較例並びに参考例に よ って本発明を 更に詳細に説明する。 [0050] 実施例 1 〜 ό [0051] 豆科牧草多給時に頻発する鼓脹症に対する " 本発明の 鼓脹.症予防剤、 又は治療剤 " の投与効果、 特に消泡効果 をモ デル的に検討する為、 2 5 重量 度のサ ニ ン 水溶液に対 して糖脂肪酸エ ス テ ルを含有する表 - 1 に記 載 した各種の本発明の鼓脹症予防剤、 又は治撩剤を所定 濃度 ( 表 一 1 に記載 ) にる る檨添加 した際の該水溶液の 起泡力を測定 した。 結果を表 - 1 に示 した。 尚、 起泡力 [0052] OMF1 の測定方法は下記の通 である。 [0053] 起泡力の測定方法 [0054] 0. 2 5 重量 '晨度のサ ニ ン水溶液に本発明の鼓脹症 予防剤、 又は治療剤を所定量添加 して混合後、 2 5 °0、 又は 4 0 °Gの温度で Ro s s & M i 1 e s 法 ( 日本工業規格 J I S. K 3 3 6 2 ) に よ !) 起泡直後並びに 5 分後の泡高 ( 籠 ) を測定する。 [0055] 比較例 1 〜 2 [0056] 本発明の鼓脹症予防剤、 又は治療剤を全 く 添加せず、 0. 2 5 重量 '晨度のサ ^ ニ ン水溶液のみの場合の起泡力 を実施例 1 〜 ό と同様の方法で測定 した ( 測定温度は比 較例 1 が 2 5 °G、 比較例 2 は 4 0 V ) 。 結杲を表 - 1 に 示 した。 [0057] OMPI 一 [0058] [0059] ohm 参考例 1 [0060] 市販の鼓脹症防止剤 ( リ 才キ シ フ。 口 ピ レ ン ボ リ オ キ シ エ チ レ ン フ' ロ ッ ク コ ホ リ マ 一 : 分子量 1 2 5 0 , ^ リ ォ キ シ エ チ レ ン咅 分の含量 2 0 °h ) を 0. 2 5 重量 擾度 のサ ニ ン水溶液中の擾度が 0. 2 5 重量 にな る様に添 加後、 該水溶液の起泡力を実施例 1 ~ ό と 同様の方法で 測定 ( 測定温度は 2 5 Ό ) した結果、 起泡力は ό 5 龍 [0061] ( 直後 ) , 5 7 « ( 5 分後 ) であった。 [0062] 参考例 2 [0063] 参考例 1 で用いた も の と同一の市販の鼓脹症防止剤を 0. 2 5 重量 擾度のサ ニン水溶液中の擾度が 0. 0 5 重 量% にな る様に添加後、 該水溶液の起泡力を実施例 1 〜 6 と 同様の方法で測定 ( 測定温度は 2 5 Ό ) した結杲、 起泡力は 1 7 2 » ( 直後 )·, 1 5 2 丽 ( 5 分後 ) で あつ た。 [0064] 実施例 7 [0065] 体重約 4 5 0 ^の ホ ル ス タ イ ン雄去勢牛 1 0 頭を用い 各群 5 頭ずつ の 2 群 ( 試験群、 対照群 ) に分け、 各群に 表 - 2 に記載 した組成の濃厚飼料を不断給餌 し、 4 週間 の試験を実施 した。 [0066] その結果、 対照群の牛の う ち 2 頭に腹部の過度の膨張 が断続的に認め られ、 輊 ~¾ 鼓脹症が発生 した力;、 試験 群の牛には鼓脹症の発生は認 られ かった [0067] 尚、 試験期間中、 2 週 目 及び 4 週 目 に全ての牛の第 1 [0068] CMPI 胃液を採取 し、 粘度を測定 した結果、 試験群は 9. 4 セ ン チォ ィ ズ ^ 2 5 Ό, 対照群は 1 5. 1 セ ン チボイ ズ/ ^ 2 5 Ό ( いずれも 2 週 目 と 4 週 目 の測定値の平均値 ) であつ た。 [0069] 表 ― 2 [0070] [0071] ( 注 ) 1 D C P ( 可消ィ匕粗蛋白 9. 3 ^ [0072] T D N ( 可消化養分総 7 6 % [0073] 実施例 8 〜 1 5 ' [0074] 豆科牧草多給時に頻発する鼓脹症に対する " 本発明の 鼓脹症用予防剤、 又は治療剤 " の投与効果、 特に消泡効 果をモ デル的に検討する為、 2 5 重量 寢度のサ ^ 二 ン水溶液に対 して脂肪酸塩類を含有する表 - 5 に記載 し た各種の本発明の鼓脹症用予防剤、 又は治療剤を所定漫 度 ( 表 - 5 に記載 ) にな る様添加 した際の該水溶液の起 泡力を測定 した。 - - . [0075] 結果を表 - 3 に示 した。 尚、 起泡力の測定方法は下記 1 ό [0076] の通 であ る。 [0077] 起泡力の測定方法 [0078] 実施例 1 〜 ό におい て示 した方法と 同 じ。 [0079] 比較例 3 〜 4 [0080] '比較例 1 〜 2 において示 した方法と 同 じ。 ただし、 iij 定温度は比敦例 5 が 2 5 Ό, 比較例 4 は 4 0 °Cである。 [0081] 結杲を表 - 3 に示 した。 [0082] 表 - 3 [0083] [0084] OMFI 参考例 3 [0085] 市販の鼓脹症防止剤 ( リ 才 キ シ プ ロ ヒ。 レ ン ポ リ オ キ シ エ チ レ ン ブロ ッ ク コ ^ リ マ ー : 分子量 1 2 5 0 , ボ リ ォ キ シ エ チ レ ン部分の含量 2 0 % ) を 0. 2 5 重量 礞度 の サ ポ ニ ン水溶液中 の '濃度が 0. 2 5 重量 % に ¾ る様に添 加後、 該水溶液の起泡力を実施例 8 〜 1 3 と 同様の方法 で測定 ( 測定温度は 2 5 Ό ) した結杲、 起泡力は ό 5 丽 ( 直後') , 5 7 廳 ( 5 分後 ) であつた。 [0086] 実施例 1 4 [0087] 体重約 4 5 0 /^ の ホ ル ス タ イ ン雄去勢牛 1 0 頭を用い 各群 5 頭ずつ の 2 群 ( 試験群, 対照群 ) に分け、 各群に 表 - 4 に記載 した擾厚飼料を不断給餌 し、 4 週間の試験 を実施 した。 [0088] その結杲、 対照群の牛の う ち 2 頭に腹部の過度の膨張 が断続的に認め られ、 輊度の鼓脹症が発生 したが, 試験 群の牛には鼓脹症の 生は認め ら れなかった。 [0089] 尚、 試験期間中、 2 週 目 及び 4 週 目 に全ての牛の第 1 胃液を採取 し、 ρΗを測定 した結果、 試験群は Ζ 2 , 対照 群は 0. 5 ( いずれも 2 週 目 と 4 週 目 の測定値の平均値 ) であった。 4 給与漫厚飼料の組成 (重量部) [0090] (注) 1 [0091] 本 料 牛脂脂肪酸力リウム [0092] 1 0 0 2 対照群 1 0 0 0 [0093] (注) 1. D C P ( 可消化粗蛋白 ) 9. 3 ^ T D N ( 可消化養分総童 7 6 % 実施例 1 5 〜 2 8 豆科牧草多給時に頻発する鼓脹症に対する " 本発明の 鼓脹症の予防剤、 又は治療剤 " の投与効果、 特に消泡効 果をモデル的に検討する 為、 0. 2 5 重量 饞度のサ ^ 二 ン水溶液に対 して糖脂肪酸エ ス テ ル及び脂肪酸塩類を含 有する表 - 5 に記載 した各種の本発明の鎵脹症の予防剤 又は治療剤を所定寢度 ( 表 - 5 に記載 ) に る様添力 Π し た際の該水溶液の起泡力を測定 した ( 但 し、 実施例 2 5 〜 2 8 では、 糖脂肪漦エ ス テ ル と 脂肪酸塩類の他に脂肪 酸 グ リ セ リ ド 、 シ ョ 糖、 グ リ セ リ ン等を含有 してい る粗 反応生成物を添加 して起泡カを泐定 ) 。 結杲を表 - 5 に 示 した。 尚 、 起泡力の測定方法は下記の通 ]9 で あ る 。 起泡力の測定方法 [0094] 実施例 1 ~ ό において示 した方法 と 同 じ 比較例 5 〜 ό [0095] 比較例 1 〜 2 に おい て示 した方法 と 同 じ。 ただ し、 測 定温度は比較例 5 カ 2 5 "C , 比較例 ό は 4 0 "C で あ る。 結果を表 - 5 に示 した。 [0096] 比較例 7 [0097] 0. 2 5 重量 % 濃度の サ ^ ニ ン 水溶液に糖脂肪酸 ヱ ス テ ルのみを添力 Β した際の起泡力 を実施例 1 5 〜 2 8 と 同様 の方法で測定 した ( 測定温度は 2 5 Ό ) 。 結杲を表 - 5 に示 した。 [0098] 比較例 8 [0099] 0. 2 5 重量 摄度のサ ニ ン水溶液に脂肪酸塩類のみ を添加 した際の起泡力を実施例 1 5 〜 2 8 と 同様の方法 で測定 した ( 測定温度は 2 5 Ό ) 。 結果を表 - 5 に示 し た ο [0100] C 71 [0101] 表 _ 5 ( 続 [0102] [0103] (注) 1 , 2 'いずれも 0. 2 5重量 濃度のサポニン水溶液中の糖脂肪酸エステルや脂肪酸塩類の濃度を示す 実施例 2 5 〜 2 8は例外で、 粗反応生成物の濃度で表示した。 ) 2 8に用いた粗反応生成物は、 ショ糖牛脂脂肪酸エステル 5 D重量% ( モノエス 0 5 / 5 5重量比), 牛脂脂肪酸カ リ ウム 2 5重量%, 牛脂脂肪酸グリ セ リ ド 2 0 及びト リグリセリ ドの合計量) , ショ糖、 グリセ リ ン他 2 5 ¾鼋 °hを含有。 [0104] [0105] 参考例 4 [0106] 市販の鼓脹症防止剤 ( リ オ キ シ プ ロ ヒ。 レ ン ボ リ オ キ シ エ チ レ ン フ * 口 ッ ク コ ォ リ マ ー : 分子量 1 2 5 0 , ボ リ ォ キ シ エ チ レ ン 部分の含量 2 0 °h ) を 0. 2 5 重釐 擾度 の サ ポ ニ ン 水溶液中の摄度が 0- 2 5 重量 に る 様に添 加後、 該水溶液の起泡力を実施例 1 5 〜 2 8 と 同様の方 法で測定 ( 測定温度は 2 5 Ό ) した結果、 起泡力は 0 5 β ( 直後 ) , 5 7 腿 ( 5 分後 ) で あった。 [0107] 参考例 5 [0108] 参考例 4 で用いた も の と 同一の市販の鼓娘症防止剤を [0109] 0. 2 5 重量 度 の サ ^ニ ン 水溶液中 の擾度カ s 0 5 重 量 に な る 様に添加後、 該水.溶液の起泡力を実施例 1 5 [0110] 〜 2 8 と 同様の方法で測定 ( 測定温度は 2 5 Ό ) した結 杲, 起泡力は 1 7 2 職 ( 直後 ) , 1 5 2 rai ( 5 分後 ) で あった。 [0111] 参考例 ό [0112] 市販の鼓脹症防止 ^IJ ( ボ リ 才 キ シ プ ロ ピ レ ン ボ リ オ キ シ エ チ レ ン ブ ロ ッ ク コ ^ リ マ 一 : 分子量 2 0 0 0 , リ ォ キ シ エ チ レ ン 音 分の含量 5 0 < ) を ϋ. 2 5 重量 度 の サ ^ 二 ン 水溶液中の寝度が J. 2 5 重量 % に ¾ る様に添 加後》 該水溶液の起泡力を実施例 1 5 〜 2 8 と 同様の方 法で測定 ( 測定温度 2 5 Ό ) した結果、 起泡力は 1 8 5 而 ( 直後 .) , 1 0 8 w ( 5 分後 ) で あった。 [0113] 実施例 2 9 〜 1 [0114] Ο ΡΙ 2 δ · [0115] 反芻動物の第 1 胃液に本発明の鼓腺症の予防剤, 又は 治療剤を添加 した際 、 発酵 ガ ス の排出が容易に な る こ と を下記の実験に よ って示す。 [0116] 実験方法 [0117] 予め鼓脹症誘起飼料 〔 D. R. Jacobson e t a 1. Journal o f An ima 1 Sc i ence , Vo l. 1 6 , 5 1 5 〜 5 2 4 頁 [0118] ( 1 9 5 7 年 ) 記載の大麦 0 1 % , ア ル フ ァ ル フ 了 ミ 一 ル 2 2 % , 大豆粕 1 0 % 及び食塩 1 カゝ ら成 る飼料 〕 を 給与する こ と に よ つて人工的に鼓脹症を発生させた羊 3 頭か ら 夫 々 の第 1 胃 液を採取 し 、 それ ら を混合 した も の を本実験に用い る第 1 胃液 と する 。 [0119] ^ に 、 該第 1 胃液を 5 0 の メ ス シ リ ン ダ ー に 200 [0120] ^ずつ採取 し、 各 々 の第 1 胃液に本発明の鼓脹症の予防 剤、 又は治療剤を所定量添加後、 3 9 Όの恒温槽内で 1 時間保温 し、 更 に 1 時間 、 5 分毎に ガ ラ ス棒でカゝ き ま ぜ [0121] ¾が ら 保温 し、 メ ス シ リ ン ダ ー 中の第 1 胃液の容積の増 加率(%)を測定 し、 その値を S t a b 1 e Inges ta Vo 1 um [0122] Increase ( 以下、 Stable IVI と 略記す る ) と する 。 尚、 Stabl e IVIの値が小さい程、 第 1 冑液か ら の発醇 ガスの 排出が容易で あ る事を示 してい る。 [0123] 実験条件、 実験結果 [0124] 表 - ό に示 した。 尚 、 本実験に便用 した不発明の鼓脹 症の予防剤、 又は治療剤は、 実施例 2 5 〜 2 8 で用いた も の と 同一の 、 シ ョ 糖 と 牛脂 と を 炭酸 カ リ ウ ム を触媒 と [0125] O FI [0126] 、 して了ル コ ー リ シスする 方法に よ って得た粗反応生成物 で 。 [0127] 比較例 9 [0128] 本発明の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤を全 く 添加せず 第 1 胃液のみの場合につ き 、 実施例 2 9 〜 3 1 と 同様の 方法で Stabl e IVI を測定した。 結杲を表 - ό に示 した。 [0129] 6 [0130] [0131] 実施例 3 2 [0132] 8 週令の ホ ル ス タ イ ン雄牛 1 8 頭を用い 、 各群 ό 頭ず つの 5 群に分け、 各群に表 - 7—に記載 した組成の飼料を 給与 し、 5 週間 ( 1 5 週令迄 ) 飼養試験を実施 した。 尚 、 表 - 7 に示 した組成の飼料の他にいずれの群の牛に も粗 飼料 と して乾草を 1 頭当 ] 約 0. 3 / 日 ( 表 - 7 に記載 [0133] OMFI した飼料の給与量の約 1 Z 1 0 に相当 ) 給与 した。 飼養 試験期間中 1 0 , 1 3 週令.時に各群の牛の第 1 胃液を採 取 し、 粘度並びに pHを測定 した。 各群の牛の第 1 胃液の 粘度並びに pHの平均値を算出 した結果を表 - 7 に示 した [0134] 7 [0135] [0136] (注) 1. D C P ( 可消化粗蛋白 ) 1 8 % [0137] T DN ( 可消化養分総量 ) 6 8 % [0138] (注) 2. 実施例 2 5 〜 S 1 で用いたものと同一の粗反応生成 [0139] 物を使用 O [0140] O!siPI 実施例 3 3 [0141] 体重約 4 5 0 2の ホ ル ス タ イ ン雄去勢牛 1 0 頭を用い 各群 5 頭ずつの 2 群 ( 試験群、 対照群 ) に分け、 各群に 表 - 8 に記載 した饞厚飼料を不断給餌 し、 4 週間の試験 を実施 した。 その結杲、 対照群の牛の う ち 2 頭に腹部の 過度の膨張が断続的に認め られ, 齄度の鼓脹症が発生し たが、 試験群の牛には鼓脹症の発生は認め られ かった [0142] [0143] ( 注 ) 1. D C P ( 可消化粗蛋白 ) 9. 3 % [0144] T DN (可消化養分総量 ) 70 1o [0145] ( 注 ) 2. 実施例 2 5 〜 3 2 で用いたも の と同一の粗 反応生成物を使用。 [0146] 実施例 5 4 [0147] 慢性の重度鼓脹症に羅患 している牛 ( ホ ル ス タ ィ ン 雄 去勢牛、 体重 5 0 0 /^程度 : 爵厚飼料多給方式で飼養 ) 1 頭に対 し、 実施例 2 5 ~ 3 3 で用いたも の と 同一の粗 [0148] OMP 反応生成物 2 5 を水で 1 0 倍に希釈 した水溶液を強制 的に経口投与 し、 腹囲の経時変化を測定 した結果、 下記 表 - 9 の結果が得られ、 投与 1 時間後に腹部の膨満が完 全に解消 して健康状態に復 した。 - [0149] 9 [0150] 実施例 3 5 [0151] 慢性の重度鼓脹症に羅患 している牛 ( 黒毛の和牛雄去 勢牛, 体重 5 0 0 程度 ) 1 頭に対 し、 実施例 2 5 ~ 3 4 で用いた も の と 同一の粗反応生成物 5 0 ^を水で 1 0 倍に希釈 した水溶液を強制的に経口投与 し、 腹囲の 絰時変化を測定 した結果、 下記表 - 1 0 の通 ]9 と ] 3 、 鼓脹症の治療効果が明確に認め られた。 表 - 1 0 [0152] ι Ό 実施例 3 ό フ ィ ス テル を装着 した褐毛の和牛雄去勢牛 ( 体重 050 /^程度 ) 1 頭に対 し、 飼料 1 ( 実施例 2 9 〜 3 1 で用いた も の と同一の大麦 ό 1 、 了 ル フ 了 ル フ 了 ミ 一 ル 2 2 ^ , 大豆粕 1 ό 及び食塩 1 %か ら成る鼓脹症誘起飼料 ) を 8 2 Ζ日 の割合で 2 週間給与 した後、 引 き続いて飼料 2 ( 飼料 1 に実施例 2 5 〜 5 5 で用いた も の と同一の粗反 応生成物 1 を添力口 した飼料 ) に切 換え、 飼料 1 の場 合と同様に 8 / 日 の割合で 2 週間給与する試験 ^ "行な つた。 飼料 1 , 2 を給与中の各々 にっき 、 4 t 8 , 1 1, [0153] 1 4 日 目 に牛の第 1 胃液を採取 し、 粘度及び Stable IVI を測定する と共にその他の観察を行なった 口 木を A - 1 1 に示 した ο 本結杲よ ] 、 本発明の組成物は鼓脹症予 防効果を有する こ とが判明 した。 [0154] , £Λ [0155] Ο ΡΙ 表 - 1 1 [0156] [0157] ( 注 ) 来 4 , 8 , 1 1 , 1 4 日 目 の 4 回の測定値 の平均。 [0158] 絲 二重 ガ - ゼ'で沪過する 前に測定。 [0159] 来米来 二重 ガ - ゼで夾雑物を '俨過後測定。 [0160] _ΟΜΡΙ
权利要求:
Claims 5 0 請 求 の 範 囲 (1 ) 糖脂肪酸エ ス テ ル又は 及び脂肪酸塩類を含有し て成る鼓脹症の予防剤、 又は治療剤。 (2) 糖脂肪酸エ ス テ ル がシ ョ 糖脂肪酸エ ス テ ルである 特許請求の範囲第 1 項記載の鼓脹症の予防剤、 又は治療 剤。 (3) 糖脂肪酸エ ス テ ル が ラ フ イ ノ 一 ス脂肪酸エ ス テ ル である特許請求の範囲第 1 項記載の鼓脹症の予防剤、 又 は治療剤。 (4) 糖脂肪酸エ ス テ ル が マ ル ト ト リ オ 一 ス脂肪酸エ ス テ ル である特許請求の範囲第 1 項記載の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤。 (5) 脂肪酸塩類が脂肪酸ア ル力 リ 金属塩である特許請 求の範囲第 1 項記載の鼓脹症の予防剤、 又は治療剤。 (6) 脂肪酸塩類が脂肪酸の塩基性ァ ミ ノ酸塩である特 許請求の範囲第 1 項記載の鼓脹症の.予防剤、 又は治療剤。 (7) 糖と脂肪酸低級ア ル キ ル エ ス テ ル 、 又は脂肪酸グ リ セ リ ド と を塩基触媒の存在下にア ル コ 一 リ シ ス する こ とに よって得られる少な く と も 糖脂肪酸エ ス テ ル と脂肪 酸塩類とか ら成る粗反応生成物、 又は これと同等の組成 物を含有 して成る特許請求の範囲第 1 項記載の鼓脹症の 予防剤、 又は治療剤。 (8) シ ョ糖と油脂と を塩基触媒の存在下にア ル コ ー リ シ ス する こ と に よって得られる少な く と も シ ョ糖脂肪酸 ο:.ί ι v ii'O 5 1 エ ス テル と脂肪酸塩類とか ら成る粗反応生成物、 又はこ れ と 同等の組成物を含有 して成る特許請求の範囲第 7 項 記載の鼓脹 の予防剤、 又は治療剤。 (9) 油脂が牛脂である特許請求の範囲第 8 項記載の鼓 脹症の予防剤、 又は治療剤。
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公开号 | 公开日 GB2122489A|1984-01-18| EP0096728A1|1983-12-28| GB8316976D0|1983-07-27| AU547606B2|1985-10-24| GB2122489B|1986-03-05| EP0096728B1|1986-03-05| BR8208019A|1983-11-08| EP0096728A4|1984-01-16|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
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优先权:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP56/209199||1981-12-25|| JP56209198A|JPS6241647B2|1981-12-25|1981-12-25|| JP56/209198||1981-12-25|| JP20920081A|JPS58110516A|1981-12-25|1981-12-25|Preventive or remedy for hoven| JP20919981A|JPS6365049B2|1981-12-25|1981-12-25|| JP56/209200811225||1981-12-25||BR8208019A| BR8208019A|1981-12-25|1982-12-23|Agente para prevencao ou tratamento da inchacao| DE19823249304| DE3249304T1|1981-12-25|1982-12-23|Mittel zum verhindern oder behandeln von blaehungen| GB08316976A| GB2122489B|1981-12-25|1982-12-23|Prophylactic or therapeutic agent for bloat| DK388583A| DK388583D0|1981-12-25|1983-08-25|Middel til forhindring eller behandling af trommesyge| 相关专利
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